🏳️‍🌈東京レインボープライドのパレードに参加しました

本委員会代表のイロタカです。3年ぶりに開催された東京レインボープライドのパレードに、HIV/AIDSなどの性感染症啓発をされているコミュニティセンターakta @akta_gallery さんと一緒に参加しました。
Safer Sexのプラカードを持つみなさまと参加できて大変ありがたかったです
雨の中参加されたみなさま、沿道から手を振って下さったみなさま、大変お疲れさまでした。



当日の様子がaktaさんのYouTubeチャンネルに更新されております。前日の疲れで少しぼーっとしている私がセックスミュージアムをまぬけにアピールしてますので、よろしければご視聴ください…
https://youtu.be/sIK4tJn6pDo
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今回の参加は私がaktaさんの臨時スタッフを勤めさせていただいているご縁によるもので、東京レインボープライドへの参加については本委員会内でも意見が割れていました。
というのも、プライドパレードというのは元来、性的少数者の人権を訴えるもののはずが、東京レインボープライドの杉山文野代表がそれを否定してしまっているからです。

参考:「プライドフェスティバル」3年ぶりのリアル開催!──「365日、皆が自分らしく生活できる未来をつくりたい」Vogue Japan
https://www.vogue.co.jp/change/article/tokyo-rainbow-pride-fumino-natsumi/amp

この記事で杉山代表が指摘しているとおり、プライドパレードの起源はニューヨークのゲイバー摘発に抵抗した「ストーンウォールインの反乱」です。性的少数者がプライドを持って警察に抵抗した人権運動でしたが、東京レインボープライドはこれをハッピーな祭典に変えました。

より多くの関心と参加を促すための方法としてハッピーな祭典を開催することは意義のあることだと思われますが、それならなぜ「プライド」という言葉を用いながらも、過去の必至の抵抗と苦しみを不可視化するようなことを東京レインボープライドはするのでしょうか。そこに人権を求めた抗議者たちへの敬意や当事者としてのプライドはあるのでしょうか。

セックスミュージアム設立準備委員会は世界性の健康学会の「性の権利宣言」を活動の軸としています(本委員会ウェブサイトにも明記しております)。性的少数者であろうと、性的多数者であろうと、性の健康は人権の一つであるという認識です。

全ての人の性の健康を求めるセックスミュージアムとして、しかと性の権利を掲げていきたいと思います。

イロタカ

#trp2022 #pride #lgbtq #sexualrights #humanrights #srhr #性の権利 #人権 #渋谷 #表参道 #原宿

Special Thanks to @mygirlfriendismystylist for nice photo 💖

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