企画展「性教育と博物館」を開催しました!

2019年12月5日(木)~16日(月)の期間、HIVコミュニティセンター aktaにて、セックスミュージアム設立準備委員会企画展「性教育と博物館」を開催いたしました。

以下は、企画展開催前後にシェアした情報です。

企画概要

学校ではない場での性教育について考えてみませんか。今年、世界性の健康デー、日本性科学学術集会で好評を博した「性教育と博物館」展がHIVコミュニティセンターaktaにて開催されます。
本展では博物館として性教育を行っているイギリスの大英博物館、オランダの売春博物館、オーストリアの避妊中絶の博物館、アメリカのGLBT博物館の事例を紹介します。会場:HIVコミュニティセンターakta
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301
http://akta.jp/community-center/#access
会期:2019年12月5日(木)~2019年12月16日(月)
   ※12/10(火),11(水)は休館日
開館時間:16:00-22:00
入場料:無料

関連情報①aktaのDELIVERY BOYS

「性教育と博物館」展会場のaktaさんでは、毎週金曜日のこの時間からDELIVERY BOYSというボランティアが集合し、新宿二丁目のゲイバーやクラブにコンドームを配りに行きます。外からは様子が見られないあらゆるバーを巡る楽しいボランティアです🍶誰でも参加できます。事前申し込みが必要です。DELIVERY BOYS (akta)http://akta.jp/delivery-boys/

関連情報②世界屈指のゲイタウン新宿二丁目

「雨降ってるし、展示だけ行くのだるい😩」という方、aktaさんでヤローページをゲットしてゲイバー巡りもあわせていかがでしょう?きっと行きたくなるお店がありますよ!新宿二丁目のスポットガイドとHIV情報をこれ1冊で! 「ヤローページ」が刷新 (BuzzFeed)https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/yallo-page

関連情報③HIV 検査キットをもらう(ゲイ・バイセクシュアル男性向け)

会場のaktaさんでは毎週月曜日19時よりHIV checkの検査キットが配布されています。厚生労働省エイズ対策政策研究事業が実施している検査で、無料・匿名です。「性教育と博物館」展を見て、HIV検査キットもゲットしてください😉【12月23日まで!】毎週月曜日19時より、HIV check実施中!http://akta.jp/information/1141/

関連情報④休館日、他団体イベント開催日情報

今週火曜日、水曜日は休館日になります。また、下記日程で他団体のイベントが開催されます。出入り自由ですが、ゆっくり展示を見たい方は日時をずらした方がよいかもしれません。12/12(木)20:00 竹輪句会12/14(土)16:00 一般社団法人gid.jp東京支部交流会各イベントの詳細はaktaさんウェブサイトでご確認を。(下方のイベントカレンダーでイベント名をクリックすると出てきます)aktahttp://akta.jpなお、12/15(日)15時からは、akta cafeがオープンします。200円以上の募金でオリジナルドリンクが飲めるサービスです。ぜひご利用ください☕️akta cafe (akta)http://akta.jp/cafe/

関連情報⑤来場者アンケート回答集

Q.印象に残った点がありましたらご記入下さい。(公開可のみ)

A.この展示数で性の多様性にここまで踏み込めたというのは快挙だと思います。

A.参加者の当事者意識と感受性。それを触発する多様で挑戦的な展示。有意義でした。(補足:鑑賞会参加者の回答と思われます)

A. 懺悔ノートはすごく衝撃でした。

A. ヨーロッパの中に日本があって、当時の影響力を考えるとなぜ現代はこんなにも性に閉鎖的なのか疑問に思いました。

A. 資料に添えられた説明文が どれも平易な言葉で親しみやすく、また特定の意見の主張などなく 事実を公平に伝えていただいたことが有り難かったです。

A. レッドライトシークレットは一度行ってみたいと思いつつさすがにオランダは遠い、と思っていた場所なので、雰囲気が少しわかって良かったです。

関連情報⑥展示書籍

博物館発行の書籍会場ではイギリスのThe British Museum (大英博物館)、オランダのMuseum of Prostitution – Red Light Secrets (売春博物館)が発行している書籍を手に取ってみることができます。その中からオススメの2冊を紹介します。

“A LITTLE GAY HISTORY : Desire and Diversity Across the World” 「小さなゲイの歴史:世界を横断する欲望と多様性」(大英博物館)大英博物館が実施している性教育ツアーのきっかけとなった本。ゲイだけでなく、レズビアンや異性装なども取り上げています🤓

“Confessions Calendar :365 erotic secrets one secret a day”「懺悔カレンダー:1日1個 365のエロティックな秘密」(Museum of Prostitution – Red Light Secrets 売春博物館)来館者が博物館内にあるなんちゃって懺悔室で書いた秘密の告白を集めたカレンダー。みなさんかなりぶっちゃけてます🤭

まとめ

ご来場いただきましたみなさま、aktaのみなさま、どうもありがとうございました。多くの方のご来訪にとても勇気づけられた企画展でした。

来年は少し先になりますが、より本格的な企画展を開催予定です。今後ともどうぞよろしくお願いします。