【お知らせ】国際セーフ・アボーション・デー2020 Japanプロジェクトに賛同しました!

9月28日(月)は国際セーフ・アボーション・デー!

セックスミュージアム設立準備委員会は、性の健康を享受する社会を目指す博物館として、安全な避妊、安全な中絶を求める国際セーフ・アボーション・デー2020 Japanプロジェクトの賛同団体になりました。

国際セーフ・アボーション・デーとは?
9月28日は、安全な中絶(セーフ・アボ-ション)を選ぶ権利が保障されることを求め、世界中の女性たちが統一行動を起こす日です。1990年9月28日、中南米の女性ネットワークが中絶の合法化をめざして活動を開始したのをきっかけに、2011年からこの日を「国際セーフ・アボーション・デー」として、世界各地で女性たちによるさまざまな活動が行われるようになりました。
日本でも2019年から、いくつかのグループがこの日を記念して行動を開始しています。

国際セーフ・アボーション・デー2020 Japanプロジェクトページ

本プロジェクトは2020アクションとして以下の宣言がされています。

1.より多くの安全で確実な避妊の選択肢を求めます。

2.世界標準の安全な中絶方法の普及を求めます。

3.中絶を犯罪とする性差別的な刑法堕胎罪と、その関連法である母体保護法の根本的見直しを求めます。

日本は先進国の中で最も避妊実行率が低く、中絶方法も安全なものではありません。また、中絶を処罰する堕胎罪も現存しています(日本の現状についてはプロジェクトのウェブサイトをぜひご参照ください)。

この現状は本委員会が賛同している「性の権利宣言」(世界性の健康学会)の以下の権利を侵害するものです。

「4. 拷問、及び残酷な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い又は刑罰から自由でいる権利」

「12.子どもを持つか持たないか、子どもの人数や出産間隔を決定し、それを実現するための情報と手段を有する権利」

すべての女性が身体の決定権を持ち、安全で多様な選択ができることを望みます。