資料保存チーム報告:目録作成ボランティアの声⑥
沿革のページでも紹介されておりますが、セックスミュージアム設立準備委員会ではこれまでに数回本の寄贈を受けています。
それに伴い、受贈した資料の目録作成を進めております。この目録作成に当たっては、大学生ボランティアのみなさんと進めています。そこで、目録作成に参加したボランティアの皆さんの声を紹介しています。今回はその第六回目。作成作業の感想と今後に向けた改善点を書いてくださいました!
■想像して読み解く工夫
地道に本の情報をパソコンに打ち込んでいく作業は、やる前は少し集中力的に厳しそうだと感じていましたが、いざやってみると、あっという間に時間が過ぎました。
僕が持っていた官能小説やエロ本のイメージとは違い、直接的なエロスよりも、少し遠回りをするような表現がなされていて、読んでいる人それぞれが自分で思い描けるような工夫がなされていると感じました。
著者の経歴なども興味深いものが多く、どうしてエロの道に進むことになったのだろうと感じることが多々ありました。
イロタカさん(本委員会代表)もいろんな話をしてくれるし、僕の悩みも聞いてくれたりしてくれて、とても楽しかったです!

■現在の一般的なジェンダー観とは大きく異なる描写
普段手に取ることのない昔の書物を実際に手で触り、読むことができ、新鮮な経験でした。現在の一般的なジェンダー観とは大きく異なる描写もあり、多くの新しい発見がありました!
昭和○年と言った元号表記の年数と、それに当てはまる西暦表記の年数が一目でわかる表があったらもっと効率的に作業ができると思いました!
